まねまね写真

まねまね写真

出張撮影

3年ほど前から所属している、奈良県の青春写真教室の名物企画で
「くじ引きで当たった写真家の写真と同じ写真を撮影する」というものがあります。
くじの中には森山大道や荒木経惟、植田正治などが入っており、当たった写真家によっては非常に難易度の高いものとなっています。ヌードのイメージが強い荒木経惟を引くと、みんな「え???どうしよう……。」となったりもします。(実際は荒木さんの写真はヌード以外でも素晴らしい写真はたくさんあるのですが)

通常この企画は現役生だけなのですが、青春写真教室が今年で終了するという最後の年ということで、OB/OG達にも参加の案内がありました。

というわけで、私も3年ぶりにマネマネ写真に挑戦。
くじ引きの結果、森村泰昌さんを引き当てた私。

森村さんといえば、さまざまな人物に扮したセルフポートレートを撮ることで有名。
自身を絵画の登場人物に見立ててゴッホになり切った自画像や、マリリンモンローに扮した写真など、様々な登場人物になって写真を撮っています。日本の現代アート界においてはすでに重鎮であり、その存在感は今年京セラ美術館で行われた個展でも存分に発揮されていました。


そんな中で私が挑戦したのは、森村泰昌さんが扮する昭和の画家「藤田嗣治」。
美容室で髪型を藤田嗣治風にカットしてもらい、丸メガネとちょび髭を用意して、自宅スタジオでライティングを行って撮影しました。

それが、こちら

なかなか大正ロマン風に仕上がって、我ながら満足しております。
誰かと違う人物になるということは演劇的でもあり、自分の中には過去の芸術家の辿ってきた道筋があってここから新しい世代へ繋がっていくのだろうという、芸術の歴史の流れのようなものを感じることができました。

今回は一風変わった撮影でしたが、お仕事用のプロフィール撮影なども可能ですので、気になる方はお気軽にご相談くださいね。