フィッシュマンズの話

フィッシュマンズの話

フィッシュマンズの話。

2019年のライブの音源がYouTubeに上がっていたんだけれど、最初のメンバー紹介で亡くなった佐藤伸治の名前が読み上げられ、サンプリングされた彼の声がバンドの中で響いて涙が出そうだった。

その後のゆらめきin the airという曲では過去のライブ音源から彼の声を抜き出してバンドで演奏していたのだけれど、何度も聴いたライブでの彼の声に新しい生の音が足されていて今のフィッシュマンズの音になっていた。

亡くなって20年以上経つのにこうやって新しい音が聴けることはとても嬉しい。

佐藤伸治は生前、「売れていないけれど、誰かの人生を変えるくらいの曲は作っている」と言っていたそうだ。

たしかに僕自身もフィッシュマンズと出会わなければ、違った人生を歩んでいた気がしてならない。

彼の書く言葉は、孤独に溢れているけれどとても優しくて、何度でも繰り返し聴きたくなる。